全日本2015 女子シングル

12月26日(土)に女子シングルのSP、27日(日)にFSが行われた。
印象に残った選手を総合順位の上から書いていきます。
第84回全日本選手権大会 競技結果
宮原知子

  • 総合1位(SP:1位,FS:1位)

SPは、最終グループの最終滑走だったが、まさにラスボスにふさわしいクリーンな演技でございました。安定感ハンパない。そして、いよいよ念願の70点超え。国際大会でも超えるのは時間の問題でしょう。でもねー、もっとほしいパッションが。どんどん良くなってきてるんだけども。
フリーは、3連続ジャンプのぐりんこと、ステップのちょこっとスタンブル以外はパーフェクト。すばらしかった。ジャパンオープンもじかに見てるんだけど、その時より格段にスケールアップしてた。この演技を生観戦できて幸せ〜☆☆☆ まさに「ため息」がもれるような滑りであった。
昨季、全日本で彼女の演技をじかに見たとき、「美は細部に宿る」と思い、まるで緻密で細微な工芸品や絵画のようだと感じたのだが、同時に、だからこそ国際大会ではイマイチPCSが伸びないのかなぁとも思った。
まぁこれはわたしの勝手な印象なんだけども、世界トップのPCSが出る選手たちっていうのは、壮大な自然の美しさを思わせる演技をしてると思うのだ。ソトニコワさんとか真央ちゃんとかグレイシーとか。自然の美も工芸品の美も、それぞれの美しさがあり、どちらが上も下もないけれど、フィギュアスケートの世界では、自然の美の方が好まれるのかなと。
けれど彼女は、スケーティングや表現力を磨き、今季、ミスの少ない演技を続けることで、こつこつとPCSを積み上げてきた。
また彼女は、ジャンプが低めで回転不足が取られやすいのだが、それを改善するためにジュニア時代からずっと頑張ってきて、今ではこのジャンプの安定感。本当にすばらしい選手だ。心から尊敬する。
全日本、完全優勝おめでとう!!

樋口新葉

  • 総合2位(SP:3位,FS:3位)

SPでは、マンボの音楽にのって、踊りながらビュンビュンかっとばしていた。後でプロトコルを見たら、3Fで!が付いて、減点されてたんだなー。それでこのTESはすごい(37.54)。TESなら宮原さんに次いで2位。全てのレベルが4でGOEも3F以外は全部加点もらってるもんなー。PCSも29.94と、30点近く出てるし。
FSのプログラム、ショーやジュニアGPで見たときは、正直、「うーんイマイチ?」と感じたのだが、さすがわかば様、仕上げてきた。アイスリンクを縦横無尽にビュンビュンと爆走。リンク全体を大きく使ってるから、PCSも高評価なんだろう。「マスク・オブ・ゾロ」のタカタカターンな音楽に、わかば様のメリハリのある動きがマッチしていた。
怪我のためにシーズン前半は苦しんだが、後半は「逆襲のわかば」で、おそろしあんたちを脅かしていただきたい。

浅田真央

  • 総合3位(SP:5位,FS:2位)

ショートは、真央ちゃんの軽やかなスケーティングにぴったりのプログラムなのだが、いつもよりオーラが弱めであった。
3F+2Loが連続ジャンプに認定されて良かったー。ノーカウントになるんじゃないかとひやひやしたよ。
フリーでは、前半のジャンプ、3Aと3Fでミスが出てしまったときは、「ああああ、こりゃ表彰台、厳しいか!?」とあきらめかけたが、これまで崖っぷちから何度もよみがえってきた彼女は、今回もそうだった。
苦手の3Lzを美しくクリーンに降りると(加点まで!!)、あとは見た目ノーミス。コンボは1つ入らなかったけど、2A+3T< 以外は減点もなく、素晴らしい演技だった。
とはいえ、やはり彼女本来の滑りではなかった。一年休養組のソトニコワさんもパトちゃんもトランコフさんたちも、まだ本領発揮とはいってないので、仕方ないことなんだと思う。フリー終了後に出た記事を読むと、体より心の問題なのかなーという印象を受けるので、ワールドには自信をもって挑めるといいな。

本郷理華

  • 総合4位(SP:2位,FS:4位)

ショートは、腕がグネグネっと動くとこが凄かった! 野性味と怪しさが増してた! ノーミスです!! ぐわーーー。
正直、上背が丸まってるとこは気になったのだが、そんなの吹き飛ばすようなパワーがあり、圧倒された。ダイナミックーー。
フリーは、3Lzで転倒した後、ちょっと・・・弱くなっちゃった? それでも十分すばらしい演技で高得点も出たのだが。中国杯のフリーの輝きを見てるので、わたしの期待度も上がりまくってるからなー。
表彰台は惜しくも逃したけど、四大陸とワールドに出場できることになって、ほっとした。本郷理華といえば「リバーダンス」となるべき名作なので、またあの輝きを見せてほしい。

◇白岩優奈

  • 総合5位(SP:6位,FS:5位)

ジャンプの安定感がハンパない。6分間練習からほとんどミスがない。同門の宮原さんみたい。
ショートもフリーも、練習でできていることを本番でもきちんと発揮できたんだなーという、良い演技だった。
ただ、フリーは最終グループだったので、他の選手との差を感じた。彼女の前に滑ったのがわかば様だったのだが、シニアでもまったく遜色なかったわかば様とは違って、彼女は「やっぱりまだジュニアなんだなー」と。滑りが淡泊というか小さいというか。ボディームーブメントも少ないような。
でも、そんなのこれからどんどん伸びていくだけなのでノープロブレム。ジュニアデビューのシーズンでこれだけできれば100点満点である。世界ジュニアがんばれー。

村上佳菜子

  • 総合6位(SP:4位,FS:8位)

ショートでは、2Aが!! 戻ってきた!! ヤッター!! 6分間練習でもミスが多かったので、ほんと、息を止めて見てたよ。緊張した〜〜。
鬼気迫る演技で、みごと「ロクサーヌのタンゴ」を表現していた。見た目ノーミス(3T+3T< が惜しかった)で、選手本人も大喜び。でもわたしはスコア見るまでドキドキだった。良い点(66.02)出てよかったー。場内も大喜びでした。
今季のフリー、「SAYURI」は、これまでの彼女のFSの中では一番好きなプログラム(ちなみに一番好きなSPは、昨季の「Think of me」)。お囃子の音楽に合わせてのステップは、ほんとワクワクする。
しかし、今回はこのフリーで実力を発揮できず。後で知ったのだが、ジャンプの構成を当日に変えて、選手本人も頭の中がぐちゃぐちゃになってしまい、構成のとおりに跳べなかったのだとか。プロトコルを見ると、2回入れるトリプルジャンプがトゥループサルコウではなー、やはり得点は伸びない。コンボも1つ抜けちゃったし、ジャンプにいくつかミスもあったし。
彼女は本当に素晴らしいスケーターなのだが、ここのところジャンプで壁にぶつかっている印象を受ける。ジュニアからシニアへの移行はすごく順調にいったと思うのだが、成長期の難しさが今きちゃったのかなー。
真央ちゃんが四大陸の出場辞退した代わりに佳菜子ちゃんが出場することになったので、そこで納得いく演技ができるといいな。

◇永井優香

  • 総合7位(SP:7位,FS:6位)

ショートの6分間練習で苦しんでた3Lzが決まってヤッター!! と思ったら、3Loで転倒。ああ・・・。でもステップはさらに素敵になっていた。
フリーは、ジャンプにミスありつつも良い演技だったが、選手本人は納得いってないもよう。きっと練習ではもっと良い滑りができてるんだな。頼もしい。
改めて、スピンが上手だなーと思った。
昨季、フジのフィギュアスケートTVで、関コーチが「来季は難しいシーズンになるだろう」と言っていたので、けっこう心配していたのだが、思うような演技ができない試合もあったけど、スケートカナダで3位に入れたことは、自信になったのではなかろうか。

◇新田谷凜

  • 総合8位(SP:8位,FS:7位)

新田谷さんは、もうシニアのスケーターだね。シニアの滑りです。素敵☆ ショートは見た目ノーミス(3F!で少し減点された)、フリーは、ジャンプにいくつかミスがあったけど、素晴らしい演技だった。
ジュニア選手の中で上位3名のうちの一人になれたんだけど、世界ジュニアには派遣されず。くっやしいだろうなーー。そのくやしさをばねに、さらなる飛躍が期待される。全ての要素がすでにシニアレベルなので、来季が楽しみでならない。GPシリーズ出られないかなー。NHK杯に派遣されないかしら。

本田真凜

  • 総合9位(SP:11位,FS:9位)

軽やかでよく伸びるスケーティングが魅力的。所作が美しいんだよなー。キラキラして見える。これが華があるというのだろうか。ショートの「スプリング・ソナタ」みたいに優雅で瑞々しい曲調がぴったりハマる。3Fの転倒が惜しかったが、それでも58.23点。エレメンツの質の高さよ。
フリーは、最初と最後のジャンプで転倒した以外はクリーン。ただそのジャンプが得点源のルッツとフリップというのが少々痛かった。
あと、この「ビートルジュース」って曲、表現するのが難しいんじゃないかなー。いわゆる、「助けてくれる」音楽じゃなさそう。分かりやすく盛り上がりのある曲でもないし。まぁ、あえて選んだのかもしれないけど。
GPファイナルから2週間でシニア用のプログラムを滑りこなすって厳しいよね。ジュニアでファイナルに出た選手は大変だなー。
世界ジュニアがんばれー。

◇木原万莉子

  • 総合10位(SP:12位,FS:11位)

ショートでは、3T+3Tのセカンドジャンプで転倒。ファーストジャンプが良かっただけにもったいなかった。でもステップやつなぎは見ごたえあり。
フリーも良い演技だったが、ジャンプにいくつかミスが出たのが惜しかった。
これはもう完全に個人的な嗜好の問題だが、フリーの曲を生で聴くのがキツかった。テレビではそうでもなかったのだが。弦の高音が鼓膜に突き刺さる感じ。まぁ「ブラックスワン」の音楽なんで、仕方ないんだけど。木原さんは、この不安感および緊張感みなぎる世界を、よく表現していた。
木原さんは、今季NHK杯デビューしたし、全日本でも実績を積んでるけど、もう少しでブレイクしそうでしきれないもどかしさがありますな。言い換えれば、いつブレイクスルーが起きてもふしぎはないってことなので、期待してます。

◇横井ゆは菜

  • 総合11位(SP:13位,FS:10位)

ショートの6分間練習で、彼女が思ってたより小柄でビックリした。テレビでは大人っぽいなーと思ってたけど、じかに見ると、子どもって感じだった。そりゃ中学3年生なんだから、子どもで当然なんだけど。もちろん演技は子どもっぽくなく、かといって背伸びしている感じもなく、フレッシュな滑りで、3Fで転倒があったものの、物怖じせずビュンビュン滑っていた。

フリーでは、冒頭の一連の動きでハートを撃ち抜かれました。ジャッジの反対側の席だったので、背中側しか見えなかったんだけど、それでも十分に伝わってきたよ。すごい!! 全日本ジュニアで見たときは、「いいな」ぐらいしか思ってなかったので、たいへん衝撃を受けた。
ジャンプを跳ぶ場所が、すべてフレーズの合間や音にハマってて、ここで跳んでほしいと思うところに入ってるんだよなー。しかもゆは菜ちゃんがポンポン降りていくんで、すっごく気持ちよかった。振付の本郷先生、グッジョブです!!
最後は少し疲れちゃったみたいだけど、あれだけキレッキレに動いてたんだから仕方ない。それからフリーの衣装だと全然子どもに見えなかった。体も小さく見えなかった。
この「マラゲーニャ」ですっかり彼女のファンになったよ!! 虜だよ!!
◇松田悠良

  • 総合12位(SP:10位,FS:13位)

彼女のことは、ジュニアのころからずっと見てきたが、いつの間にこんな美しい娘さんに!? と驚いた。

ショートは3F<+3Tでちょこっと減点されたけど、見た目ノーミス。スケーティングがぐいーんと伸びて気持ちよかった。演技も美しいわ〜。「ピアノレッスン」の曲、好きなんで、ゆらさんが素敵に滑ってくれて嬉しかったなー。

フリーの音楽は「白鳥の湖」。麗しのオデットであった。そら悪い魔法使いもジークフリート王子も恋しちゃうよねという。こちらも見た目ノーミスだったのだが、思ったよりスコアが伸びず。後でプロトコルを見たら、ジャンプで回転不足やルッツのエッジエラーが取られていた。残念。

◇坂本花織

  • 総合13位(SP:17位,FS:12位)

昨季と比べると、ほんと上手になったのだが、やはりシニアの中で見ると、背中がまっすぐ伸びてないとか、腕の使い方のぎこちなさとかが気になった。
フリーではショートほど姿勢や腕の動きが気にならなかった。たっかくおっきいジャンプはやはりすごく魅力的。今季は怪我に苦しんでいるようだけど、早く治りますように。

◇磯邉ひな乃

  • 総合14位(SP:14位,FS:15位)


フリーの演技自体も、「アバター」の世界をよく表現していて、素敵だったのだが、とにかく衣装がキレイでねぇ(ため息)。画像で見るとそうでもないが、観客席から見ると、青から緑へのグラデーションがほんとにもう美しくて、6分間練習から目が釘付けであった。

今井遥

  • 総合15位(SP:14位,FS:15位)

ショートもフリーも、上半身、特に腕の使い方が素敵☆ GPシリーズで気になっていた前傾姿勢もなくなっていた。ぐいーんぐいーんと滑るスケートが気持ちいいんだけど、ジャンプで減点されるのが残念。ここが改善されると上位にいけると思うのだが。
遥ちゃんも、今年の4月からいよいよ大学4年生かー。進路どうするのかなー。

◇青木祐奈

  • 総合16位(SP:9位,FS:18位)

ショートは、3Lz+3Lo<で減点されたが他はクリーンな出来栄え。ジュニアデビューしたてとは思えない演技で、「タイスの瞑想曲」をみごとに表現していた。
フリーは後半、疲れちゃったかなー。ラフマニノフ作「ピアノ協奏曲第2番」の壮大な音楽にちょっと負けてた。でも、「全力で表現します!!」という意志が伝わってきて感動したよ。
今季はジャンプに苦しんでいる印象を受けた。女子は皆が通る道――体形変化による、ジャンプが難しい時期に入ってきているのかも。怪我に気をつけて頑張ってほしい。

大庭雅

  • 総合17位(SP:22位,FS:16位)

ショートのジャンプは全部クリーンに見えたんだけど、スコアが伸びなかった(49.52)ので、回転不足を取られたかと思っていたのだが、3S<+3T<と、両方<が刺さっていた。ぐわー。スピンのミスも痛かった。
フリーは、長い手足を大きく使って滑っていた。小さな体でゴムまりみたいにジャンプをポンポン跳んでたみやびちゃんも、もうすっかりレディ・スケーターだなぁ。
大庭雅といえば、何といっても前触れなしのきゅるきゅるループが魅力だが、プロトコルを見ると、2回跳ぶトリプルジャンプがループとサルコウだ。ショートでもループとサルコウを入れてるし、エッジジャンプが得意なのだな。

西野友毬

  • 総合18位(SP:21位,FS:17位)

ショートが2Lzになってしまい、第一グループの第一滑走になってしまったが、フリーの方は、いくつかジャンプでダウンローテを取られてるけど、見た目ノーミスの、素晴らしい演技だった。場内スタオベ。選手本人も感極まっていた
彼女は、樋口先生の教え子らしく、エレガントで美しいスケーターで、毎年全日本で演技を見られるのを楽しみにしていた。これが最後の全日本かと思うと、さみしいよーー。
明治大学インタビュー記事を読むと、スケートとは関係のない道に進むようだけど、完全に離れるわけではないようなのが嬉しかったな。
今まで素敵な演技をありがとう! これからの彼女の人生に幸多かれ!

◇上野沙耶

  • 総合19位(SP:16位,FS:19位)

ショートでは、レイバックスピンの、天に伸ばす腕の動きが本当に美しくて忘れられない。

フリーでは、流れのあるジャンプ、ステップのボディームーブメントが見ごたえあった。それから衣装のふわ〜っとした袖と髪飾りなど、トータルコーディネートが素敵だった。

◇加藤利緒菜

  • 総合20位(SP:19位,FS:20位)

ショートは3F+3Tがクリーンに決まったように思ったのだが、スコアが思ったより伸びず(52.35)。後でプロトコルを見たら、コンボは大丈夫だったんだけど、他のエレメンツのGOEでいくつか減点されていた(スピン2つと2A)。スピンのレベルの取りこぼしならともかく、GOEで2つも減点されるなんて珍しいので驚いた。りおなさんはGPシリーズに出場するレベルの選手なのに。
フリーではジャンプが不調で、転倒はなかったものの、5つに減点をつけられ、残り2つは加点0だった。
それと、フリーは「マイフェアレディ」の音楽をいくつか使っているのだが、全部同じように演じているように見えた。曲の演じ分けが明確にできるようになるといいのに、とは思ったが、この様子だと怪我か病気で本調子じゃなかったんじゃないかなー。

鈴木春奈

  • 総合21位(SP:20位,FS:21位)

全日本の生観戦で何が楽しみかって、テレビで放送されない選手の演技が見られることである。そういう意味で、お目当ての選手の一人がこの春奈さんだった。
まだ彼女がジュニアだったころ、招待選手として全日本に出場したときに初めて見て、「まだジュニアの選手なのに端正で丁寧な滑りだなぁ。好き☆」と思い、コーチが佐藤信夫&久美子ときたら、もうファンになるより他にない(わたしは佐藤夫妻の信奉者である)。
ショートは「ハレルヤ」。今できることをやりきった演技だったのでは。最後のイーグルがボーカルの伸びとばっちりハマっててうっとりした。彼女にぴったりのプログラム。振付の久美子先生、グッジョブです!!
フリーは「ヴァイオリン・コンチェルト」。ジャンプにいくつかミスはあれど、美しく端正な滑りを堪能した。ラブ☆ スピンも素敵☆ 中盤の(たぶん)コリオシークエンスで、半円イーグルからスパイラルにかけての流れが素晴らしい〜〜。とにかく滑りがいいんだよなー。信夫&久美子先生の教え子だもんなー。

◇小槇香穂

  • 総合24位(SP:23位,FS:23位)

ショートは「スパークリング・ダイヤモンズ」。この曲で誰か滑ってほしいと、ずっっっと待ち望んでいたので、すごく嬉しかった。しかも映画に忠実なコンセプト。満たされたわ〜。ありがとう、小槇さん。
でも、緊張してたのか、セクシーな振り付けがちょっと硬かった。もっとはじけていいのよ。はじけよう。きみはニコール・キッドマンだ!!
フリーの「ピアソラのタンゴ」は、もそっとメリハリがほしい。でも、ショートとはまた違ったセクシーさが出せていて良かった。得点はそんなに出なかったけど(80.41)、わたしは好き☆

◇安原綾菜

  • フリー進出ならず(SP:25位)

濱田先生の教え子らしく、スピンとステップは素晴らしかったのだが、ショートの順位がギリギリ25位で、フリーには進めず。残念。

衣装がけっこう個性的で、スカートのドレープがすごく素敵だった。うっとり〜〜☆ 衣装だいじ!!