全日本2016 女子FS

全日本2016 リザルト
女子FSは、2016年12月25日(日)に行われた。
BSフジの放送では、前半グループの解説が村主千香さん、実況が鈴木芳彦アナ、後半グループの解説が荒川静香さん、実況が西岡孝洋アナ。特に印象に残った選手の演技について、滑走順に感想を書いている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。

  • ◎:好きだ! また見たい!
  • ○:よかった。
  • △:う〜ん、イマイチ。
  • ×:できれば変えてほしい…。
  • ?:まだ何とも判断が付きかねる。
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●第1グループ
2 今井 遥(新潟県連)

今季、東日本7位。
ジャンプのミスがいくつかあったが、彼女ならではの可憐で瑞々しい滑りを見せてくれた。スピンのレベルは4、4V、B。ステップはレベル2。
本来の彼女なら、もっと回転が速く、軸がぶれないスピンを見せてくれるので、コンディションが良くないんだろうなぁと思っていたところ、彼女のコメントによると、先天性による両膝と股関節の痛みがあり、東日本選手権の前に、歩くことすら出来なくなったらしい。完治はしないので、一生付き合っていくとのこと。
そんな状態で、ここまでよく頑張ったよ〜。すごいよ〜。
遥ちゃんは、今年大学を卒業する予定だと思うのだが、今後も競技を続けてくれるのだろうか。コメントの中で「引退する」とは言ってないので、続けてくれるのかも。
フリー96.29、総合147.58。

3 木原 万莉子(同志社大学

  • SP順位:23,得点:50.44
  • 楽曲:アディオス・ノニーノ
  • プログラム:○

今季、西日本優勝。背中のレースのあしらいが素敵☆
3Lo+2Tで転倒した他、ジャンプにいくつかミスがあった。スピンのレベルは3、3、1。ステップはレベル2。音の緩急のつけ方がかっこよかった。
もそっと力強さがほしいかな〜。ジャンプが不調だったので、そちらに気を取られてしまったのかも。彼女ならもっと曲想を表現できると思うんだよね。
フリー100.91、総合151.35。

4 永井 優香(駒場学園高校)

  • SP順位:19,得点:53.23
  • 楽曲:映画「レジェンド・オブ・フォール / 果てしなき想い」
  • プログラム:○

昨季、GPスケカナ3位。今季、GPフランス10位。
3Loの転倒があった上に、3つのジャンプがシングルになってしまった。スピンのレベルは3、4、4。ステップはレベル2。曲想を素敵に表現していたが、終盤にスタンブル。
あー、やっぱりわたし彼女の滑りが好きだ。今は非常にしんどい時期だろうが、何とか乗り越えてほしい。応援してます。
フリー78.17、総合131.40。

5 笠掛 梨乃(ポラリス中部FSC

  • SP順位:22,得点:51.22
  • 楽曲:映画「アラジン」より
  • プログラム:○

全日本ジュニア4位。
ジャンプで3回転倒してしまった。調子は悪くなさそうだったのだが、スピードがかなり出ていいて、壁にぶつかりかけていたほどだったので、コントロールしきれなかったのかも。スピンのレベルは3、4、4。ステップはレベル3。
千香さんが指摘していたように、非常に勢いがあって、エネルギッシュな選手。体の動きがまだジュニアっぽいけど、スピードかっとばし系は、めっちゃタイプ☆(笑)なので、今後の成長が楽しみだ。
フリー83.89、総合135.11。

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●第2グループ
7 廣谷 帆香(八工大一高)

東日本2位。
ステップでGOEマイナスになったほかは、全ての要素がプラス。スピンのレベルは4、4、3V。ステップはレベル2。
高さがあり、きれいなジャンプを跳ぶ選手。3Lzを2本入れているので得意なんだろうな。3Fと3Loは組み込まれていない。
クリーンな演技だったが、肘やフリーレッグが伸びきっていないせいか、美しく見えないのが残念。逆に言えばそこがよくなると、ぐっと映えるようになるんじゃなかろうか。
フリー95.21、総合148.71。

8 白岩 優奈(関西大KFSC)

昨季、全日本5位。今季、JGPシュベルター2位、全日本ジュニア2位。
3Lz+3Tと3F+3Tが組み込まれた高難度ジャンプ構成をノーミスで滑り切った。スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。全ての要素がGOEプラス。
白岩さんの底力を見た。SPで出遅れ、世界ジュニア出場権をかけ、大きなプレッシャーがかかる中、クリーンな演技ができるとは。…強い。
"Her body can talk. " な滑りになってきたなぁ。全身で表情豊かに語れるようになってきた。
フリー131.07、総合185.37。

9 中塩 美悠(広島スケートクラブ)

今季、西日本9位。
ジャンプで4つ、<がついてしまった。スピンのレベルは4、3、4。ステップはレベル2。
中塩さんならではの歯切れ良い、弾むような演技が見られたが、本来の彼女なら、もっと曲想を表現できるんじゃないかな〜と感じる。コンディションが万全ではないのかも。でも、昨季の全日本はケガで棄権して出られなかったので、SPとFSをぶじに滑り切ることができてよかった。
フリー90.86、総合145.85。

10 新田谷 凜(中京大学

  • SP順位:16,得点:54.31
  • 楽曲:映画「レジェンド・オブ・フォール / 果てしなき想い」より
  • プログラム:○

今季、西日本2位。淡いグレーの衣装が美しい。
クリーンな演技だった。全ての要素でジャッジが誰一人マイナスを出していない。スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
個々のボディームーブメントは美しくて素敵なのだが…う〜ん…プログラムにハイライトがないんだよな〜。パンチが足りないというか、淡白な感じというか。ミスがないという意味では、とてもいい演技だったのだが。
フリー122.55、総合176.86。

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●第3グループ
13 大庭 雅(中京大学

今季、西日本3位。
得意な3Loに2本とも<がとられたのは惜しかったが、他は全てクリーンに下りた。スピンのレベルは3、3、4。ステップはレベル2。
音楽がとてもいいので、曲想をもっと表現できるようになると、さらに素敵なプログラムになるんじゃなかろうか。
彼女のコメントによると、「大学4年生が最後と思ってきたが、3年生になった今、残りが少なくなって、今までよりもスケートの楽しさが分かった。周りのたくさんの方からも「え、やめるの?」と言われ、続けていいのかな?と思ってきている」そうなので、可能であれば、ぜひ続けていただきたい。
フリー106.26、総合165.45。

14 滝野 莉子(大阪スケート倶楽部)

今季、全日本ジュニア6位。
3F+3T<と3F<で転倒したが、成功したジャンプは流れの中で跳べていた。スピンのレベルは4、4、3。2番目のLSp4は、回転が速い上にポジションが美しく、すばらしかった。ステップはレベル2。
荒川さんが言っていたように、小柄で華奢だが、スケールの大きい演技をする選手。スピードもよく出ていたし、音をよくとらえて滑っていた。
キスクラに織田くんがいる〜☆
フリー104.14、総合163.27。

15 村上 佳菜子(中京大学

昨季、全日本6位。今季、GPスケアメ10位。
3S+2Lo<+2Lo<と2Aの着氷が少し乱れたところで、GOEマイナスされたが、他は全てプラス。スピンとステップは全てレベル4。
見た目ほぼノーミス。ジャンプの難度を落とし、表現に集中できるようにした戦略が大当たりであった。スケーター村上佳菜子、渾身のパフォーマンスが見られて、本当に良かった。
フリー124.03、総合182.55。

16 鈴木 沙弥(邦和SC)

  • SP順位:9,得点:60.06
  • 楽曲:ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」より
  • プログラム:○

今季、全日本ジュニア5位。
3Fに!がついたが、全てのジャンプをクリーンに着氷。スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
スピードを生かしたジャンプが跳べる上に、躍動感のある曲想をよく表現していた。
アッコさん振付の「ウエスト・サイド・ストーリー」は、わたしの大好きな「トゥナイト」を(たぶん)ほぼ全部使っていて嬉しかった。
フリー120.35、総合180.41。

17 浅田 真央(中京大学

  • SP順位:8,得点:60.32
  • 楽曲:リチュアルダンス
  • プログラム:○

昨季、全日本3位。今季、GPスケアメ6位。
3A<<と3S<で転倒。回転不足をとられたジャンプが4つ、シングルが1つ。スピンとステップは全てレベル4。残念ながら、ジャンプの調整は間に合わなかったが、コレオやステップでは「さすが浅田真央」という滑りを見せてくれた。
フリー114.10、総合174.42。

18 松田 悠良(中京大中京高校)

  • SP順位:7,得点:61.63
  • 楽曲:スパニッシュ・キャラバン
  • プログラム:○

今季、GPロステレ6位。
必殺技の2A+3T<+3Loは回転不足を取られたものの、流れは良かった。3Lzに!がつき、3Lo<+2TでもGOEで減点されているが、全てのジャンプをきれいに降りていた。スピンのレベルは4、2、3。ステップはレベル3。
分かりやすく盛り上がる曲ではないので、ハイライトも分かりにくいのだが、悠良さんは、素敵なプログラムに仕上げていたと思う。贅沢を言うと、もそっと抑揚やメリハリがほしいな〜と思うが、シニアデビューでこれだけやれれば十分すごいとも思う。もうすっかりシニアの滑りだもんな〜。
フリー118.64、総合180.27。

第3グループが終わった時点で、総合1位は、白岩 優奈(関西大KFSC)。第2グループ8番滑走の白岩さんが、立派な漬物石のまま(笑)、いざ最終グループへ!!

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●第4グループ
19 本田 真凜(関西大中・高スケート部)

昨季、世界ジュニア優勝。今季、JGP横浜とJGPリュブリャナで2位。全日本ジュニア3位。
3Fの予定がシングルになったが、他の要素は全てGOEプラス。スピンは全てレベル4。ステップはレベル2。
インフルで体力はかなり奪われたのではないかと思うが、プログラム終盤でも特に疲れは見えなかった。エレメンツの質の高さはさすが。ただ、彼女にしては表現が淡白だったかな〜と感じた。
フリー128.59、総合196.11。現時点で総合1位。

20 三原 舞依(神戸ポートアイランドクラブ)

今季、GPスケアメ3位。
全てのジャンプをクリーンに下り、全要素がGOEプラス。ジャッジが誰一人マイナスを出していない。スピンのレベルは3、4、4。ステップはレベル3。
ぐっはーーー!! ここで!! ノーミス演技が!! きた!! まさにシンデレラがハッピーエンドに向かって駆け抜けていくかのようだった。
フリー132.26、総合198.17。現時点で総合1位。

21 坂本 花織(神戸FSC

今季、全日本ジュニア優勝、JGPファイナル3位。
3F+3Tのセカンドでバランスが崩れたり、3Lzにeがついたり、3Loで転倒したりと、ミスが出たが、成功したジャンプは高さと幅があり、ダイナミックだった。スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
彼女の持ち味である、スピードビュンビュンの滑りはそのままに、繊細な表現ができるようになった。ほんと、上手になったなぁとしみじみ思う。
フリー120.64、総合184.00。現時点で総合4位。

22 宮原 知子(関西大学

昨季、全日本優勝。今季、GPファイナル2位。
3Lz+3Tのセカンドはステップアウト。3Fでちょっと詰まった。3Lz<+2T+2Loはちょっと高さが足りなかったかなぁ。スピンとステップは全てレベル4。
序盤はちょっと硬さがあるかな〜と思ったが、前半のステップは、相変わらず動きの一つ一つが明確で美しい。後半の2A+3T以降は、どんどん勢いが出て加速していったように感じた。
フリー138.38、総合214.87。

23 樋口 新葉(日本橋女学館

昨季、全日本2位、世界ジュニア3位。今季、GPフランス3位。
33.3Lo。スピン。3S転倒。ステップ。2A。33.3F。322.スピン
3S<<の転倒を見て、「ギャー!! これ以上ミスしたらヤバい!! 表彰台に上がれないかも!!」と青くなったのだが、3Fに!がついたものの、他のジャンプは全てクリーンに着氷。スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
シーズン初めにわかば様がこの曲をやると聞き、強く賢いシェヘラザードなんて、彼女にぴったりだなぁと思っていたが、まさにハマりプロであった。
フリー130.75、総合199.49。現時点で総合2位。
得点を見て、わかば様が「あーーと(200点まで)1点もない!」(笑)。次はぜひ200点超えを。

24 本郷 理華(邦和スポーツランド)

  • SP順位:2,得点:69.20
  • 楽曲:リバーダンス
  • プログラム:△

昨季のプログラムに戻した。
ジャンプにミスがいくつか出て、連続ジャンプを2つしか跳んでおらず、しかも2Tはすでに2回跳んでいたので、最後のジャンプはどうするんだろうとハラハラしていたら、最後の最後に3S+3Tを決めた。会場のお客さんもテレビの前のわたしも、超アガった。
スピンは全てレベル4。ステップはレベル3。
「リバーダンス」は大大大好きなプログラムだったし、理華ちゃんが前のプログラム、「アラビアのロレンス」で苦戦していたのは知っていたので、昨季のフリーに戻すという決定も前向きにとらえていたのだが、この全日本で久しぶりに見て、「ああもうこのプログラムは今の彼女に合わなくなっちゃったんだなぁ」と思った。SPや「アラビアのロレンス」では全く気にならなくなっていた、彼女の猫背や上半身の動きの硬さが戻ってしまっていたから。
フリー125.08、総合194.28。総合5位に決定。

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◆総合順位
女子シングルの総合順位は下記のとおり。総合順位、名前、SP順位、FS順位、得点の順に記されている。

  1. 宮原 知子(関西大学)1 1 214.87
  2. 樋口 新葉(日本橋女学館)3 4 199.49
  3. 三原 舞依(神戸PFSC)5 2 198.17
  4. 本田 真凜(関西大学中・高スケート部)4 5 196.11
  5. 本郷 理華(邦和スポーツランド)2 6 194.28
  6. 白岩 優奈(関西大学KFSC)17 3 185.37
  7. 坂本 花織(神戸FSC)6 9 184.00
  8. 村上 佳菜子(中京大学)12 7 182.55
  9. 鈴木 沙弥(邦和SC)9 10 180.41
  10. 松田 悠良(中京大中京高校)7 11 180.27
  11. 新田谷 凜(中京大学)16 8 176.86
  12. 浅田 真央(中京大学)8 12 174.42
  13. 大庭 雅(中京大学)10 13 165.45
  14. 滝野 莉子(大阪スケート倶楽部)11 14 163.27
  15. 細田 采花(関西大学)13 15 159.13
  16. 磯邉 ひな乃(中京大学)14 17 153.34
  17. 木原 万莉子(同志社大学)23 16 151.35
  18. 廣谷 帆香(八工大一高)18 20 148.71
  19. 今井 遥(新潟県連)21 18 147.58
  20. 松嶋 那奈(早稲田大学)20 19 147.32
  21. 中塩 美悠(広島スケートクラブ)15 21 145.85
  22. 笠掛 梨乃(ポラリス中部FSC)22 22 135.11
  23. 小林 聖依(秀明英光高校)24 23 131.75
  24. 永井 優香(駒場学園高校)19 24 131.40

Final Not Reached
竹野 比奈(福岡大学)25
上野 沙耶(関西大学)26
森下 実咲(アクアピアスケーティングC)27
大澤 陽(三沢GOLD F・S・C)28
森 千夏(愛知みずほ大瑞穂高校)29
船迫 麗愛(千葉経済大学附属高校)30

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◆総評

宮原さんが三連覇!! おめでとうございます!! FSは硬くなったときのジャンプになってしまっていたが、それでもミスを最小限に抑えられるところがチャンピオンの証。
総合2位はわかば様。3年連続の表彰台、おめでとう〜☆ FS演技後の感想で、「足の痛みは痛み止めで抑えて挑んだ」と話しているので、足を怪我してたんだなぁ。みんなどこかしら痛めてるよね…(涙)。
3位の三原さんは、SP、FSともにクリーンな演技で初表彰台!!おめでとう〜!! 西岡アナが言っていたように、一年前、病室のテレビで全日本の演技を見ていた彼女が、今は全日本3位になるなんて、まさに「事実は小説より奇なり」。すばらしいシンデレラストーリーである。
4位は真凜ちゃん。今季、なかなか思うような演技ができず、JGPファイナルはインフルで棄権するなど、苦しい思いをしたと思うが、ここで納得いく演技ができたことで、自信がついたのではなかろうか。
5位は理華ちゃん…(泣)。今季、彼女の美しさが光り輝いていて、SPもFSも新境地を目指していて、すごくいいなぁと思っていただけに、この結果はつらい…(泣)。でも彼女は、FS演技後の感想で、冷静にしっかりと自己分析できていて、えらいなぁと思う。
6位の白岩さんは、SP17位から大きくジャ〜ンプアップ☆ フリーは3位で、TESはトップ! すごいなぁ(ため息)。
7位の花織ちゃんも、けして悪くない演技だったのだが、大きな得点源のジャンプでミスが複数出てしまったことが痛かった。でも、表現はどんどん良くなっていると思う。
8位は佳菜子ちゃん。彼女の笑顔をどれほどの人が待ち望んでいたことか。彼女が演技後、見せた姿は、その演技同様、この全日本で、もっとも心揺さぶられた場面の一つだと思う。
9位の沙弥さんは、新人賞おめでとう☆ PCSが思ったより出なかったなぁ。ジャンプやスピンはもちろん、表現も素敵な選手だと思うので、これからの成長が楽しみでならない。
12位の真央ちゃんは、今季、SPとFSで同じ曲で違うテーマを滑るという、超意欲作に挑んでいたが、怪我もあり、全日本まで間に合わず、非常に残念であった。もっともっと見たかったよーう(泣)。ショーやEXで滑り続けてくれないかなぁ。

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◆出場者

  • 四大陸&ワールド:宮原 知子,樋口 新葉,三原 舞依

フレッシュな顔ぶれになりましたな! ワールドではオリンピックの枠がかかっているけれど、ロシア以外で3枠が安泰な国はないと思う。日本の代表3名がみな実力を発揮できれば問題ないだろうが、それが一番難しいんだよね…。

四大陸の1週間後に開催されるので、連戦になる宮原さんは大変だなぁ。くれぐれも怪我や病気に気をつけて〜。
理華さんは全日本の悔しさをぜひここで晴らしてほしい。フリーはこのまま「リバーダンス」でいくのかなぁ。個人的には「アラビアのロレンス」のほうが今の彼女に合ってると思うけど…。

  • 世界ジュニア:坂本 花織,本田 真凜,白岩 優奈

昨季同様、日本が放つ最強の3本の矢である。ロシア女子の表彰台独占を阻めるのは日本女子だけ!! 3人とも2度目の世界ジュニアなので、以前の経験を生かせるといいな〜。
真凜ちゃんは、FS演技後、「完璧な演技をすればロシア勢に勝てるはずなので、勝つつもりで準備をしていく」と、たいへん頼もしい発言をしているが、本当にそのとおりだと思う。
よっぽどのことがなければ3枠は大丈夫じゃなかろうか。