冬季アジア2017 アイスダンスSD

マジックがテーマのおすすめオンラインビデオスロット - Sapporo 2017
札幌市・帯広市において、第8回冬季アジア大会が開催された。アイスダンスSDは、現地時間2017年2月23日(木)に行われた。
公式サイトのライストで全組の演技を見た。NHKでは日本の組だけだが放送してくれて、解説&実況は飯塚洋介アナ。特に印象に残った組の演技について、滑走順に感想を書いている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。
◎:何度でも見たい。
○:よかった。好き。
△:悪くない。まずまず。
×:イマイチ。
?:何とも判断が付きかねる。

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●第1グループ
2 森 衣吹 / 鈴木 健太郎(日本)

  • 楽曲:Blues, Swing
  • プログラム:△

昨季、全日本3位。今季、全日本4位。結成2シーズン目。
飯塚アナによると、楽曲名は、「DUST MY BROOM」。
ホールドが安定していたと思う。STw4で、男性の回転がちょっとぐらついたように見えた。でも、全体的には元気いっぱいに滑っていてよかった。今季の全日本では放送されなかったので、丸々1年ぶりに彼らの演技を見ることができたのだが、着実に上手くなっていて嬉しい。
48.84。

3 Hong CHEN / Yan ZHAO ホン・チェン / ヤン・ジャオ(中国)

  • 楽曲:
    • Blues: Mon mec a moi performed by Patricia Kaas
    • Swing: Pigalle performed by Patricia Kaas
  • プログラム:△
  • 動画:YouTube

今季、GP中国杯9位、国内選手権優勝、四大陸10位。
STw4で、男性の回転がスムーズでなかったような。そのせいか-1を出しているジャッジがいる。NtDiSt3では2人の距離が近い。
ユニバ、四大陸、冬季アジアと連戦だが、安定して良い演技ができている。
59.02。

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●第2グループ
5 Shiyue WANG / Xinyu LIU シーユエ・ワン / シンユー・リウ(中国)

  • 楽曲:
    • Blues by Gary Moore
    • Swing
  • プログラム:△
  • 動画:YouTube

昨季、四大陸9位、ワールド22位。今季、GPスケカナ9位、GP中国杯6位、四大陸7位。
パターンとツイズル、リフトはレベル4、パーシャルとノンタッチはレベル3。GOEでジャッジが誰一人マイナスを出していない。0も1つだけ。
四大陸で得た自信が光り輝いているようだった。ノリにのっている。
66.02。

6 Hojung LEE / Richard Kang In KAM ホジョン・イ / リチャード・カンイン・カム(韓国)

  • 楽曲:
    • Blues: Creep by Post Modern Jukebox
    • Swing: That Man by Caro Emerald
  • プログラム:△
  • 動画:YouTube

昨季、国内選手権3位、四大陸10位、世界ジュニア14位。今季、国内選手権2位、四大陸13位。2人ともシングルの国内ジュニアチャンピオン。男性はニュージーランド生まれで、1歳違いの兄が冬季アジア大会のペアに出場している。
四大陸のときより、のびのび滑れていたような気がする。母国開催の四大陸だったから、かなり緊張してたのかも。
見れば見るほど好きになっていく。2人の醸し出す雰囲気が何とも言えず素敵なんだよなぁ。どうか末長く続けてほしい。
51.56。リフトの時間オーバーにより、減点1。

7 村元 哉中 / クリス・リード(日本)

2015年に結成。昨季、全日本優勝、四大陸7位、ワールド15位。今季、GPスケアメ8位、全日本優勝、四大陸9位。
NtMiSt3は、2人の距離が近くてよかった。STw4はOK。レベルはパターンとパーシャル、ノンタッチがレベル3。ツイズルとリフトがレベル4。
四大陸で取りこぼしてしまった部分をきっちり修正してきた。動きのキレもよく、リズムを表現できていたと思う。
64.74。

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◆SD順位
SDが終わって、順位は下記のとおり。左から順位、名前、国名、得点の順に記されている。

  1. WANG Shiyue / LIU Xinyu CHN 66.02
  2. MURAMOTO Kana / REED Chris JPN 64.74
  3. CHEN Hong / ZHAO Yan CHN 59.02
  4. LEE Hojung / KAM Richard Kang In KOR 51.56
  5. MORI Ibuki / SUZUKI Kentaro JPN 48.84
  6. FRIEND Matilda / BADAOUI William AUS 42.56
  7. MATHEW Aldrin Elizabeth / YAMA Anup Kumar IND 10.18
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◆総評
出場は、日本と中国、韓国だけかなぁと思っていたら、なんと、インドからも! それと、ゲスト参加のオーストラリアからも出場があり、予想よりにぎやか〜☆
SD1位はワン&リウ。PCSは5項目とも、2位の哉中&クリスより上なんだよね〜。今季、急成長ですな。
2位の哉中&クリスは、四大陸で思うような結果が出せなかったことが、めっちゃ悔しかったんだろうな〜というのが、演技からも、演技後のインタビューからも、ひしひしと伝わってきた。その悔しさをバネに、本大会のSDではレベルの取りこぼしもなく、良い演技を披露してくれた。
5位は衣吹&健太郎。彼らの演技がようやく見られてとても嬉しい。エネルギッシュでフレッシュな演技だった。NHKは彼らの演技後のインタビューも放送してくれたんですよ〜。ありがたやありがたや〜。
それと、本大会の放送ではTESカウンターが設置されている。フジのみたいに要素の記載はなく、ISUのライスト同様のシンプルなタイプ。NHKでもいよいよTESカウンターを始めたか〜。来季、テレ朝はどうしてくるかな〜(笑)。