JGPモルドヴィア杯2016 ペアFS

JGPモルドヴィア杯2016 リザルト
ジュニアのGPシリーズ第4戦。ペアFSは、現地時間2016年9月16日(金)に行われた。
ISUのライブ放送を、

で、見ようと思ったのだが、映像はワープするわ音声は消えるわで、とても見られる状態ではなかったので断念した(泣)。
後日、上記の動画を見たところ、途中から映像と音声がズレていたため、組ごとに分かれている動画を見た。第2グループも一応見たには見たのだが、動画の質が著しく悪く、感想などとても書ける状態ではなかった(泣)。したがって、第3グループの演技のみ、滑走順に感想を書いていきます。

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●第3グループ
7 Ekaterina BORISOVA / Dmitry SOPOT ボリソワ&ソポト(ロシア)

……う〜ん、何を書けばいいのか。何とな〜く演技が終わってしまった。演技後の二人の様子を見るに、パートナーシップに問題はなさそうなので、怪我か病気が原因で練習不足とか?
フリー96.02、総合150.76。PBより総合得点が20点以上低い…(涙)。現時点で総合1位。

8 Yumeng GAO / Zhong XIE ガオ&シエ(中国)

3S<は女性が転倒。スロー3Sでも転倒。他のエレメンツにミスはなかった。
ちょっと淡白な滑りだったかなー。でも、スケーティングはスピードがあって、上手に感じた。後半、テンポアップして明るい曲想になるのだが、そこでもっと弾けてほしい。今はまだ控えめな感じ。
フリー88.16、総合140.40。現時点で総合3位。

9 Anastasia MISHINA / Vladislav MIRZOEV ミーシナ&ミルゾエフ(ロシア)

昨季から継続のプログラム。世界ジュニアのときは、「編曲がヘン!!」と気になって、プログラムに集中できなかったが、今回はそうでもなかった。…慣れたか(苦笑)。
3T+1T+2T<<以外はGOEで減点なし。安心して見ていられる演技だった。ま、正直、違う編曲で滑ってほしいけども。
フリー111.89、総合175.82で、総合得点が自己ベスト更新! 現時点で総合1位。

10 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII ボイコワ&コズロフスキー(ロシア)

転倒が2回あったり、スピンの回転がズレたり、最後のペアスピンがぐだぐだになったりと、ミスが目立つ演技になってしまった。フリーは、必死にエレメンツをこなしていて、音楽表現まで、気が回らない感じ。
フリー92.18、総合152.57で、総合2位に決定。

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◆総合順位
FSが終わって、順位は下記のとおり。左から順位、名前、国名、TSS、TES、PCSの順に記されている。

  1. Anastasia MISHINA / Vladislav MIRZOEV RUS 175.82 1 1
  2. Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII RUS 152.57 2 3
  3. Ekaterina BORISOVA / Dmitry SOPOT RUS 150.76 3 2
  4. Lori-Ann MATTE / Thierry FERLAND CAN 140.78 5 4
  5. Yumeng GAO / Zhong XIE CHN 140.40 4 5
  6. Nica DIGERNESS / Danny NEUDECKER USA 131.80 6 6
  7. Sarah ROSE / Joseph GOODPASTER USA 116.31 9 7
  8. Su Yeon KIM / Hyungtae KIM KOR 109.95 7 10
  9. Hailey Esther KOPS / Artem TSOGLIN ISR 109.38 8 9
  10. Jamie KNOBLAUCH / Cody WONG CAN 104.69 10 8
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◆総評
ライストも動画も状態が芳しくなく、非常にストレスがたまる試合になってしまった(泣)。第3グループだけは、組ごとに分かれている動画の状態が良好だったのが、せめてもの救いだった。
優勝したミーシナ&ミルゾエフは、予想通り優勝。ジュニアのペアになると、エレメンツを行うのに精いっぱいという組が多いのだが、彼らはちゃんとプログラムを演じることができている、数少ない組の一つ。フリーの編曲がヘンなのが、残念でならない(苦笑)。
2位のボイコワ&コズロフスキーは、まだ14歳と16歳と若いし、組んだばかりのようなので、これからの成長が楽しみである。
3位のボリソワ&ソポトは、何やらうまくかみ合っていない様子なのが心配だ。2戦目の派遣があると思うので、次戦での復調を期待したい。
5位のガオ&シエは、二人のスケーティングに心惹かれるものを感じる。このまま長く続けていってもらえると嬉しいのだが。
ロシアが表彰台独占したが、予想通りすぎ、かつ、頻繁に起こることなので、特に書く気も起きないくらいである(笑)。ジュニアのペアは、やっぱロシアの層がずば抜けて厚いなぁ。