冬季アジア2017 アイスダンスFD

冬季アジア2017

マジックがテーマのおすすめオンラインビデオスロット - Sapporo 2017
札幌市・帯広市において、第8回冬季アジア大会が開催された。アイスダンスFDは、現地時間2017年2月24日（金）に行われた。
公式のライストで全組の演技を見た。NHKでは日本の組だけだが放送してくれて、解説＆実況は飯塚洋介アナ。特に印象に残った組の演技について、滑走順に感想を書いている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、？の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。
◎：何度でも見たい。
○：よかった。好き。
△：悪くない。まずまず。
×：イマイチ。
？：何とも判断が付きかねる。

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●第1グループ
3 森 衣吹 / 鈴木 健太郎（日本）

  • SD順位：5，得点：48.84
  • 楽曲：映画「グリース」より

STw3で女性が少しぐらつき、きれいに回転していないところがあった。CiSt2は少し窮屈そう。CoSp4はちょっとぎこちない。CuLi4で女性を下ろすところでバランスを崩しかけた。
ちょこちょこミスはあったが、最後まで笑顔で元気よく滑り切った。
フリー75.28、総合124.12。

第1グループが終わった時点で、総合1位は、森 衣吹 / 鈴木 健太郎（日本）。

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●第2グループ
4 LEE Hojung / KAM Richard Kang In ホジョン・イ / リチャード・カンイン・カム（韓国）

  • SD順位：4，得点：51.56

SLi4は、女性のレイバックポジションがきれい。
流れが途切れず、体をなめらかに動かせていた。後半曲想が変わるところで、その違いを明確に表現できると、メリハリがついて、さらに素敵なプログラムになりそう。
フリー79.66、総合131.22。RoLi4の時間超過により減点1。現時点で総合1位。

5 CHEN Hong / ZHAO Yan ホン・チェン / ヤン・ジャオ（中国）

  • SD順位：3，得点：59.02
  • 楽曲：
    • Un peu plus haut performed by Lisa Angel
    • Thunder and Lightening performed by Ezio Bosso
    • Charms (W.E. soundtrack) by Abel Korzeniowski
  • プログラム：△

STw4は、ばっちりそろっていた。安定感がある。情感あふれる、素敵な滑りだった。
ユニバ、四大陸、今大会と、短期間で3度彼らの演技を見てきたが、ほとんどミスがなく、良い演技を続けてるんだよね。連戦の疲れも見えないし、試合を経るごとに良くなっているように見える。
フリー83.40、142.42。CuLi4の時間超過により、減点1。現時点で総合1位。

6 村元 哉中 / クリス・リード（日本）

  • SD順位：2，得点：64.74
    • Poeta en el Puerto by Vincente Amigo
    • Amor Dulce Muerte by Vincente Amigo
    • Nada Puede Dormir by Vincente Amigo
    • Poeta en el Viento by Vincente Amigo
  • プログラム：○

CoSp4のポジションチェンジがスムーズで美しい。いつも手に汗握って見てしまう、STw4はOK。
今日も今日とてかっこよかった。何度も同じことを書いているような気がするが、タップ音が始まってからフィニッシュまでの怒涛の疾走感は、本当にすばらしい。
フリー94.40、総合159.14。CuLi4の時間超過により、減点1。現時点で総合1位。

7 WANG Shiyue / LIU Xinyu シーユエ・ワン / シンユー・リウ（中国）

  • SD順位：1，得点：66.02
  • 楽曲：New York, New York by Ralph Burns
  • プログラム：△

演技が終わった後、女性が力強くガッツポーズ。
いや〜、ほんと、滑りがいいなぁ。一蹴りが、すーっと伸びるんだよねぇ。大きく、立体的に動けるようになったし、ほんと、今季の飛躍、半端ない。
フリー98.26、総合164.28。総合1位に決定。おお〜、FDで100点近い得点が出た。得点を見るなり、声を上げて喜ぶ2人。

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◆総合順位
アイスダンスの総合順位は下記のとおり。総合順位、名前、国名、SD得点（順位）、FD得点（順位）、総合得点の順に記されている。

  1. WANG Shiyue / LIU Xinyu CHN 66.02(1) 98.26(1) 164.28
  2. MURAMOTO Kana / REED Chris JPN 64.74(2) 94.40(2) 159.14
  3. CHEN Hong / ZHAO Yan CHN 59.02(3) 83.40(3) 142.42
  4. LEE Hojung / KAM Richard Kang In KOR 51.56(4) 79.66(4) 131.22
  5. MORI Ibuki / SUZUKI Kentaro JPN 48.84(5) 75.28(5) 124.12
  6. FRIEND Matilda / BADAOUI William AUS 42.56(6) 63.42(6) 105.98
  7. MATHEW Aldrin Elizabeth / YAMA Anup Kumar IND 10.18(7) 21.10(7) 31.28
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◆総評
優勝はワン＆リウ。FDは明るく伸びやかなヴォーカルにぴったりの滑りで、素晴らしかった。よほどのことがない限り、オリンピックの枠取りは安泰なんじゃなかろうか。昨季からいいなぁと思って見ていたが、今季の上達ぶりは目覚ましいものがある。
総合2位は哉中＆クリス。2人の顔つきを見るに、この結果には悔しさも感じてるんじゃないかな〜。昨季までは一歩リードしていたワン＆リウに追い越された形だもんね。でもライバルと競い合ってこそ、より上達するわけだし、この悔しさを糧に、さらに強くなっていってほしい。
3位はチェン＆ジャオ。2人とも美男美女で雰囲気も素敵で、実力も着々とつけてきている。あとは末長く続けてもらえれば。
4位はイ＆カム。昨季から素敵だなと思ってたけど、今季はコーチも変えて、雰囲気も変わり、大人のカップルに進化中のもよう。韓国もカップル競技の層が厚くなってきて、嬉しいわ〜。
5位は衣吹＆健太郎。SDでは疲れが見えたけど、FDでは最後まで弾けて踊れていた。日本でカップル競技を続けるのは並大抵の苦労ではないと思うが、今後の成長が楽しみでならない。ぜひとも末長く続けていただきたい。来季はNHK杯か四大陸に派遣されるといいな〜。