世界ジュニア2017 アイスダンスFD

世界ジュニア2017 リザルト
台湾の台北にて開催。アイスダンスは、現地時間2017年3月18日(土)に行われた。
カップル競技における、ジュニアの年齢の規定は、シーズン初めの7月1日より前に、女性が13歳以上、19歳未満、男性が13歳以上、21歳未満と決められている。
残念ながら、ライストは見られなかったので、後日、動画やJスポーツの放送で全組の演技を見た。Jスポーツの解説は東野章子さん、実況は小林千鶴さん。
特に印象に残った選手の演技について、滑走順に感想を書いている。
プログラムについて、独断と偏見による、◎、○、△、×、?の五段階評価を付けている。つまり、わたしの勝手な好き嫌いの感想にすぎないので、どうぞ悪しからず。五段階評価の内容は下記の通り。
◎:何度でも見たい。
○:よかった。好き。
△:悪くない。まずまず。
×:イマイチ。
?:何とも判断が付きかねる。

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●第1グループ
1 Eva KHACHATURIAN / Georgy REVIYA GEO イヴァ・ハチャトゥリアン / ゲオルギ・レヴィヤ(ジョージア

  • SD順位:18,得点:45.69
  • 楽曲:
    • Spente le Stelle performed by Emma Shapplin
    • Requiem for a Tower by Corner Stone Cues
  • プログラム:△
  • 動画:YouTube

STw4はまずまずと思ったが、ちょいGOEマイナス。CuLi4は、曲想に動きが合っていてよかった。DiSt1は、激しい曲想なので、もっと力強さや迫力がほしい。
流れが良く、動きがスムーズだった。ステップのレベルが2と1で、両方GOEで減点されているので、そこを強化していければ、素敵なカップルに成長しそう。
フリー60.22、総合105.91。

2 Guoste DAMULEVICIUTE / Deividas KIZALA グォステ・ダムレヴィシューテ / ディヴィダス・キザラ(リトアニア

  • SD順位:16,得点:50.18
  • 楽曲:Westside Story by Leonard Berstein
  • プログラム:△
  • 動画:YouTube

ツイズルは回転速いが、ファーストの終わり方がズレてしまい、ちょいGOEマイナス。RoLi4の回転がフレーズに合っていてよかった。SeSt2からCoSp1とコレオスピンが続くのだが、要素の切れ目なくスムーズにつなげていたと思う。
ステップのレベルは2と1で、両方GOEで減点されている。下位の組はやっぱステップが課題なんだな〜。
最後まで元気よく滑っていた。フレッシュな「ウエストサイド・ストーリー」で、楽しく新鮮だった。
フリー61.01、総合111.19で、総合得点はPB更新。

3 Hanna JAKUCS / Daniel ILLES ハナ・ヤクーシュ / ダニエル・イルス(ハンガリー

  • SD順位:19,得点:45.61
  • 楽曲:
    • Main theme from "Chocolat" (soundtrack) by Rachel Portman
    • Minor Swing from "Chocolat" (soundtrack) by Rachel Portman
    • Vivanne Sets Up Shop from "Chocolat" (soundtrack) by Rachel Portman
  • プログラム:△
  • 動画:YouTube

ステップが両方レベル1で、GOEマイナス。STw1で2人ともミス。男性がバランスを崩し、女性が足をついた。RoLi4の出が手間取ったように見えたが、GOEプラス。
曲想の変化は表現できていたし、音楽の雰囲気も醸し出せていたと思う。
フリー56.02、総合101.63。

4 Monica LINDFORS / Juho PIRINEN モニカ・リンドフォース / ユホ・ピリネン(フィンランド

  • SD順位:20,得点:44.62
  • 楽曲:Amelie (soundtrack) by Yann Tiersen
  • プログラム:△
  • 動画:YouTube

ステップは両方レベル1でGOE 0.00。STw3のセカンドで女性が少し乱れたように見えた。GOEマイナス。
今はまだ淡々と要素をこなしている印象で、表現が淡白な感じ。でもスケーティングやユニゾンは悪くないと思うし、2人の雰囲気も素敵なので、ぜひ続けてほしい。
フリー58.04、総合102.66。

5 Sasha FEAR / Elliot VERBURG サーシャ・フィアー / エリオット・ヴァーバーグ(イギリス)

  • SD順位:17,得点:49.19
  • 楽曲:Peponi (Paradise) by The Piano Guys
  • プログラム:○
  • 動画:YouTube

STw4は回転が速い上にそろっていた。ステップのレベルは1と2。他は全てレベル4。全ての要素がGOEプラスで、ジャッジが誰一人マイナスをつけていない。
これまでの組より明らかにスピードが増していた。思い切りのよい動きでよく滑っている。最後まで勢いが落ちることなく、生き生きと滑っていた。
うわー、すっごく素敵なカップル!! 今季結成したばかりで、まだ14歳と17歳ということを考えると、将来がめっちゃ楽しみだー!! どうか解散しないで続けてね!!
フリー72.21、総合121.40。

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●第2グループ
6 Ashlynne STAIRS / Lee ROYER アシュリン・ステアーズ / リー・ロイヤー(カナダ)

  • SD順位:12,得点:52.26
  • 楽曲:
  • プログラム:△

ステップのレベルは2と1。STw2は良いと思ったのだが、レベルを取りこぼした。
クリーンな演技だった。女性が時々腰が引けるような姿勢をとるのが気になるが、ビートルズの雰囲気をよく出せていたと思う。
フリー70.28、総合122.54。

7 Emiliya KALEHANOVA / Uladzislau PALKHOUSKI エミリヤ・カレハノワ / ウラジスラフ・パルホウスキー(ベラルーシ

  • SD順位:14,得点:50.75
  • 楽曲:Dirty Dancing (soundtrack)
  • プログラム:△
  • 動画:YouTube

CoSp4はポジションが美しく、回転が速い。ステップは両方レベル2。ミラーなSTw4は、男性の腰がちょっと引けてるように感じたけど、回転はすごく速く、そろっていたと思う。全ての要素がGOEプラス。
きれいに流れよく滑っていたが、アップテンポのところは、もっとキレキレに踊ってほしい。ポーランドのカリシェク&スポディレフが、同じサントラでたいへん素晴らしいFDを披露しているので、どうしてもその残像が頭をよぎっちゃうんだよね〜。シニアのカップルと比べられても困るだろうけどさ〜。
フリー68.06、総合118.81で、SD同様、FDもPB更新。

8 Darya POPOVA / Volodymyr BYELIKOV ダリア・ポポワ / ヴォロディミル・ベリコフ(ウクライナ

  • SD順位:11,得点:52.47
  • 楽曲:
    • Code Name Vivaldi
    • Adagio by Tomasino Albinoni
    • Storm by Antonio Vivaldi performed by Vanessa Mae
  • プログラム:
  • 動画:YouTube

ステップのレベルは3と1。Sp4の軸がぶれてしまい、ぐだぐだな回転になってしまい、GOEマイナス。ダンススピン以外の要素は全てGOEプラス。
スピードに乗って、よく滑っていた。序盤は不安をかき立てるような不穏な曲想を、中盤はしっとりやわらかい曲想を、終盤はクライマックスに向けドラマティックに盛り上がっていく曲想を、きちんと演じ分けていた。
ダンススピンのトラベリングがもったいなかったなぁ。あそこで流れがいったん途切れてしまった。
フリー74.41、総合126.88で、SD同様、FDもPB更新。

9 Ria SCHWENDINGER / Valentin WUNDERLICH リア・シェヴェンディンガー / ヴァレンティン・ヴァンダリヒ(ドイツ)

ミラーなSTw4は回転が合っている。MiSt3のフリーレッグがよくそろっている。ステップは両方レベル3、他の要素は全てレベル4。全ての要素がGOEプラスで、ジャッジが誰一人マイナスを出していない。
ああもうこのプログラム大好き〜〜!!!! 細かい手や腕、首の動き、目線、顔の表情で、「アダムス・ファミリー」の世界観をみごとに表現してるんだよね〜。最高☆☆☆
JGPで初めて見たときからハートをわしづかみされていたが、本大会に向けブラッシュアップして、さらに魅力的なプログラムになっていた。
フリー79.87、総合131.77で、SD同様、FDもPB更新。選手たちもコーチもめっちゃ喜んでる〜☆

10 Rikako FUKASE / Aru TATENO 深瀬 理香子 / 立野 在(日本)

SlLi4の入りが自然で女性の重さをまったく感じさせなかった。最後のRoLi4は、音楽の盛り上がりとなめらかな回転が相まって、本当に気持ちがいい。
ステップのレベルは2と3。他は全てレベル4。全ての要素がGOEプラスで、ジャッジが誰一人マイナスを出していない。
ステップは両方丁寧におこなっていたが、正直もっとスピードがほしいなぁと感じた。それとホールドチェンジでもたつき…とまでは言わないが、スムーズに流れていかないところがある。でも、どんどん良くなっているし、これからもどんどん良くなっていくだろうから、あまり心配はしていない。
JGPのころと比べたら、ほんと上手になったわ〜。たくさん練習したんだろうなぁ。
フリー73.59、総合124.03で、SD同様、FDもPB更新。2人とも嬉しそう。

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●第3グループ
11 Nicole KUZMICHOVA / Alexandr SINICYN ニコル・クズミチョワ / アレクサンドル・シニツィン(チェコ

ステップは両方レベル3。他は全てレベル4。全ての要素がGOEプラス。ジャッジが誰一人マイナスを出していない。
SlLi4をようやく女性が見える角度から見ることができた。カメラマンさん、ありがとう☆ 今までなぜかことごとく男性の背中側からで、女性が全然見えなかったんだよねぇ…。
明るく楽しくコミカルなプログラムを愛らしくかつクリーンに演じていたが、JGPチェコを超えるパフォーマンスではなく、少しばかり落胆している。…や、今回の演技も十分素敵だったんだけどね。見る方はどんどん贅沢になってしまって…(汗)。
フリー80.24、総合134.17。

12 Angelique ABACHKINA / Louis THAURON アンジェリーク・アバチキナ / ルイ・トーロン(フランス)

CuLi4のアクロバティックな入りは、何度見てもビックリさせられる。SDでミスが出たSTw3は、セカンドで女性が少しバランスを崩し、レベル4をとれず。ステップは両方レベル3。全要素GOEプラスで、ジャッジが誰一人マイナスを出していない。0も2つだけ。
このカップルは、まさに「女性が絵、男性が額縁」を体現するかのようなカップルで、演技を見ていると自然と女性に視線が引き寄せられてしまう。男性もめっちゃハンサムなのにな〜。女性の華やかオーラの威力がすごい。
フリー85.69、総合140.61。

13 Natacha LAGOUGE / Corentin RAHIER ナターシャ・ラグージュ / コランタン・ライエ(フランス)

  • SD順位:8,得点:55.41
  • 楽曲:
    • Goodbye Lenin (soundtrack) by Yann Tiersen
    • Father and Mother (from Goodbye Lenin soundtrack) by Yann Tiersen
    • The Deutschmark is coming Goodbye Lenin (soundtrack) by Yann Tiersen
    • Preparations for the Last TV Show Goodbye Lenin (soundtrack) by Yann Tiersen
  • プログラム:△
  • 動画:YouTube

SeSt3で女性がスタンブル。CoSp2でぐだぐだな回転に。STw4のセカンドの出が少しズレた。最後のコレオツイズルはフレーズに合ってる上に2人の回転がそろっていてかっこよかった。
ステップのレベルは3と2。サーキュラーとダンススピン以外の要素は全てGOEプラス。
ディープエッジを使い、フリーレッグもよくそろえて滑っていたと思う。ミスが出て残念だったが、滑りも良いし、フランスらしい個性的なカップルなので、今後の成長が楽しみだ。
フリー74.67、総合130.08で、総合得点はPB更新。

14 Lorraine MCNAMARA / Quinn CARPENTER ロレイン・マクナマラ / クイン・カーペンター(アメリカ)

  • SD順位:7,得点:60.30
  • 楽曲:
    • Thunder Struck performed by David Garrett
    • Nothing Else Matters performed by David Garrett
    • Rock Prelude performed by David Garrett
  • プログラム:△
  • 動画:YouTube

STw2で男性の回転がぐだぐだに。ステップは両方レベル3。最後のコレオツイズルは、2人の回転がバラバラになってしまったような。
スピードはよく出ていたし、動きにキレもあるんだけど、以前の鬼のような「2人で一つ」感が薄れてしまったような印象を受けた。2人の息がぴったり合ってないように感じる。
でも、彼らの様子を見る限り、関係は良好のようだし、コーチの表情も穏やかなので、「チーム一丸となって、前向きに乗り越えていこう!」という感じなのかな? そうだといいな〜。
フリー87.81、総合148.11。

15 Christina CARREIRA / Anthony PONOMARENKO クリスティーナ・カレイラ / アンソニー・ポノマレンコ(アメリカ)

CoSp4は、2人のフリーレッグのラインがとても美しい。ステップは両方レベル3。Stw4は距離が近い上に回転も速く、そろっている。全ての要素がGOEに1点以上の加点がついており、ジャッジが全員+1以上を出している。
JGPのときからお気に入りのプログラムだったが、ここにきて最高のパフォーマンスが見られ、幸せいっぱいである。
音楽が少しずつじわじわ〜っと広がり、深まっていく様子を、みごとに表現していた。すばらしかった。まだ2人とも16歳だとは、にわかに信じがたいほどの技術と表現力である。
東野さん曰く、「滑りで表現するというアイスダンスの本質を体現するカップルに成長していってくれるのではないか」とのこと。
フリー94.15、総合154.68で、FSはPB更新。

第3グループが終わった時点で、総合1位は、クリスティーナ・カレイラ / アンソニー・ポノマレンコ(アメリカ)。

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●第4グループ
16 Marjorie LAJOIE / Zachary LAGHA マージョリー・ラジョワ / ザカリー・ラガ(カナダ)

ステップは両方レベル3。他は全てレベル4。全ての要素がGOEプラスで、ジャッジが誰一人マイナスを出していない。0も3つだけ。
最初から最後までものすごいスピードで駆け抜けていった。リフトの出と入りがめっちゃスムーズで速い。JGPのときとは見違えるほど上手くなったなぁ!
この組は、女性はにこやかだが、男性が徹底して笑わないんだよね(笑)。演技中は笑顔を見せることもあるけど、演技が終われば、NO 笑顔。良い演技をしても、高得点が出ても、NO 笑顔。おもろい(笑)。
フリー87.47、総合148.26で、SD同様、FDもPB更新。現時点で総合2位。男性はやっぱ笑わないなぁ(笑)。インタビューでは、話した後、ちょっとだけ口元をゆるめるんだよね〜。

17 Anastasia SHPILEVAYA / Grigory SMIRNOV アナスタシア・シュピレワヤ / グリゴリー・スミルノフ(ロシア)

  • SD順位:4,得点:63.26
  • 楽曲:Tarantella Napolitana
  • プログラム:△
  • 動画:YouTube

衣装が変わった〜。前のやつかわいくて好きだったのに〜。大人っぽくしたかったのかな?
ステップは両方レベル3。他は全てレベル4。全ての要素がGOEプラスで、ジャッジ全員がマイナスを出しておらず、0も2つだけ。
久々に聴くと、このトンデモ編曲、やっぱ強烈だわ〜(苦笑)。でも、軽やかで楽しくてウキウキする。今の彼らにはとてもよく合った選曲&振付だと思う。
フリー89.40、総合152.66で、総合得点はPB更新。現時点で総合2位。

18 Alla LOBODA / Pavel DROZD アッラ・ロボダ / パヴェル・ドロースト(ロシア)

DiSt3以外は全てレベル4。全要素がGOEプラスで、ジャッジが誰一人マイナスを出しておらず、0は2つだけ。
クリーンで、たいへん素晴らしい演技だった。でも、リフトのポジションチェンジで、ほんの少しスムーズさを欠いたところがあったかなぁ。あくまで本人比の話だが。あと、減点されるほどではないが、DiSt3で女性の動きに、わずかにふらつきがあったような。
フリー96.71、総合164.37で、総合得点はPB更新。現時点で総合1位。

19 Rachel PARSONS / Michael PARSONS レイチェル・パーソンズ / マイケル・パーソンズ

  • SD順位:2,得点:67.29
  • 楽曲:Singing in the Rain arranged by Sophia Sin, Alexander Goldstein
  • プログラム:○
  • 動画:YouTube

RoLi4がへんな回転になってしまったが、頑張って最後まで回し切った。DiSt3以外の要素は全てレベル4。RoLi4以外の要素はすべてGOEプラス。
ローテーショナルリフトのミスさえなければ完璧だったのに〜。でも、ステップは両方とっても素敵で、うっとり見入ってしまった。
フリー97.54、総合164.83で、どちらもPB更新。現時点で総合1位。得点が出るまで不安そうだったが、現時点で総合1位と分かると、驚きから笑顔に。

20 Anastasia SKOPTCOVA / Kirill ALESHIN アナスタシア・スコプツォワ / キリル・アリョーシン(ロシア)

  • SD順位:3,得点:63.38
  • 楽曲:O Mar E Tu (Dueto com George Dalaras) by Dulce Pontes
  • プログラム:△
  • 動画:YouTube

ステップは両方レベル3。全ての要素がGOEプラスで、ジャッジは誰一人マイナスを出しておらず、0も5つだけ。
大人のムードをどしどし作り出していた。スケートもよく滑っていたと思う。JGPから半年かそこらでこんなに上達するとは。めっちゃかっこよくなっていた。
フリー89.15、総合152.53で、SD同様、FDもPB更新。総合5位に決定。

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◆総合順位
アイスダンスの総合順位は下記のとおり。総合順位、名前、国名、得点、SD順位、FD順位の順に記されている。

  1. Rachel PARSONS / Michael PARSONS USA 164.83 2 1
  2. Alla LOBODA / Pavel DROZD RUS 164.37 1 2
  3. Christina CARREIRA / Anthony PONOMARENKO USA 154.68 6 3
  4. Anastasia SHPILEVAYA / Grigory SMIRNOV RUS 152.66 4 4
  5. Anastasia SKOPTCOVA / Kirill ALESHIN RUS 152.53 3 5
  6. Marjorie LAJOIE / Zachary LAGHA CAN 148.26 5 7
  7. Lorraine MCNAMARA / Quinn CARPENTER USA 148.11 7 6
  8. Angelique ABACHKINA / Louis THAURON FRA 140.61 9 8
  9. Nicole KUZMICHOVA / Alexandr SINICYN CZE 134.17 10 9
  10. Ria SCHWENDINGER / Valentin WUNDERLICH GER 131.77 13 10
  11. Natacha LAGOUGE / Corentin RAHIER FRA 130.08 8 11
  12. Darya POPOVA / Volodymyr BYELIKOV UKR 126.88 11 12
  13. Rikako FUKASE / Aru TATENO JPN 124.03 15 13
  14. Ashlynne STAIRS / Lee ROYER CAN 122.54 12 15
  15. Sasha FEAR / Elliot VERBURG GBR 121.40 17 14
  16. Emiliya KALEHANOVA / Uladzislau PALKHOUSKI BLR 118.81 14 16
  17. Guoste DAMULEVICIUTE / Deividas KIZALA LTU 111.19 16 17
  18. Eva KHACHATURIAN / Georgy REVIYA GEO 105.91 18 18
  19. Monica LINDFORS / Juho PIRINEN FIN 102.66 20 19
  20. Hanna JAKUCS / Daniel ILLES HUN 101.63 19 20

Viktoria SEMENJUK / Artur GRUZDEV EST (SP 21位)
Hannah Grace COOK / Temirlan YERZHANOV KAZ (SP 22位)
Yuzhu GUO / Pengkun ZHAO CHN (SP 23位) 
Flora MUEHLMEYER / Pietro PAPETTI ITA (SP 24位)
Matilda FRIEND / William BADAOUI AUS (SP 25位)
Shira ICHILOV / Vadim DAVIDOVICH ISR (SP 26位)
Malene NIQUITA-BASQUIN / Jamie GARCIA ESP (SP 27位)
Elizaveta ORLOVA / Stephano Valentino SCHUSTER AUT (SP 28位) 
Olexandra BORYSOVA / Cezary ZAWADZKI POL (SP 29位)
Wing Yi Valerie SO / Marcus YAU HKG (SP 30位)
Yana BOZHILOVA / Kaloyan GEORGIEV BUL (SP 31位)

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◆来季の出場枠

  • 3枠:アメリカ,ロシア
  • 2枠:カナダ,フランス,チェコ,ドイツ
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◆総評
パーソンズ兄妹は、SD2位から逆転の初優勝☆ おめでとう!! 総合1位と2位の差は、1点もないんだよね〜。紙一重の勝利であった。
総合2位はロボダ&ドロースト。いや〜、ほんと、あともう少しだったのだが。JGPファイナルも同じような展開で負けてしまったので、悔しいだろうな〜。とはいえ、シニアに上がっても彼らとの競い合いは続いていくので、これからも切磋琢磨していってほしい。
3位はカレイラ&ポノマレンコ。SD6位から逆転の表彰台であった。来季からパーソンズ兄妹とマクナマラ&カーペンターがシニアに上がるので、アメリカのジュニア勢は、カレ&ポノが引っ張っていくことになりそうですな。
4位のシュピレワヤ&スミルノフと5位のスコプツォワ&アリョーシンは、約0.1点差しか離れていないという(汗)。シュピ&スミだって、上手くなってるんだけど、スコ&アリョの成長速度が凄まじかった。来季、ロシアの1番手はどちらになるのだろう。とはいえ、ロシアは選手層がめっちゃ厚いので、他の組が急成長して彼らを追い抜く可能性もなくはないんだよねぇ…。
6位のラジョワ&ラガは、カナダ期待の星ですな。カナダはシニアだと鬼のように強いけど、ジュニアはアメリカとロシアに大きく水をあけられているので、ぜひとも頑張ってほしい。
7位のマク&カーは、不調が深刻そうなので、表彰台は難しいのかなぁと案じていたが、まさかここまで順位を落とすとは…。昨季は全勝だったのになぁ…。不調の原因は分からないが、マジカルな魅力を秘めた組なので、不調からの脱却を心から願っている。
深瀬&立野は13位。日本のアイスダンスカップルとしては、過去最高順位とのこと。
最後の世界ジュニアを最高の結果で締めくくることができて、とっても幸せ〜☆☆ 来季からはシニアに上がることになるが、これからも日本の記録を次々と塗り替えていってください。